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ネイティブイングリッシュは効果ある?他の教材との違いは?

今回は「ネイティブイングリッシュ」のレビューです。

フレーズ暗記型の王道教材

この「ネイティブイングリッシュ」は、日常会話でよく使うフレーズを会話シチュエーションを聞きながら覚えるという、いわゆるフレーズ暗記型の教材です。

“7+English”と基本コンセプトは同じですね。

英文法や単語も知らないけど、とにかく意思疎通ぐらいは早急になんとかしたい!」という人にはもってこいの教材です。

教材内容

◆Native English
・教材テキスト:1冊(192ページ)
・リスニングCD:6枚
・スピーキングCD:6枚
・英語(ナチュラルスピード)CD:3枚
・ニュアンス解説CD:3枚
◆特典(Native English Business)
・教材テキスト:1冊(32ページ)
・リスニングCD:2枚
・スピーキングCD:1枚
・英語(ナチュラルスピード)CD:1枚

29,800円の教材としては結構ボリュームがあります。

他の英語教材との違いは?

この教材は英文と日本語訳を対比させて覚えていくいわゆる「フレーズ暗記型」の教材で、そのアプローチ自体は特に目新しいものではありませんが、英語初心者でも取り組みやすくなる工夫が随所に取り入れられています。

ここからは、私の目から見たメリット・デメリットについてレビューしていきます。

会話シチュエーションがとにかく細分化されている

同じフレーズ暗記型の教材である「7+English」は、英文を60のパターンに分類して1日1パターンを練習するアプローチですが、ネイティブイングリッシュは1つの会話シーンが1日分、全168日分用意されています

ネイティブイングリッシュでは覚えるべき英語表現を会話例を通して練習するため、どんな初心者でも具体的な会話シーンを想像することができます

例えば、

・Day1:基本の挨拶と返答
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・Day5:天気の話題、会話
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・Day11:自己紹介(2)仕事・職業
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・Day24:別れ際の挨拶(1)
・Day25:別れ際の挨拶(2)
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  ・
・Day94:乗り換え(トランジット)に遅れたとき
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というように、会話シーンがかなり細分化されています。

想像するに、英語初心者の日本人が海外に行ったときに遭遇するであろうシチュエーションを洗い出し、そこで必要な会話をネイティブスピーカーが監修したのでしょう。

そのため、日常会話でここに載っていない会話シーンはほとんど無いといっていいぐらい網羅されています。

しかも、海外出張や旅行で遭遇しそうなトラブル(入国審査、ロストバケッジ、乗り継ぎ遅れ、ホテル予約、注文した食事が来ない、等々)も網羅されていますから、渡航前に一通り目を通しておくと心配事が一つ減ると思います。

これって結構大事なことで、海外でトラブルに巻き込まれると、空港カウンタに行って状況説明したり場合によっては警察や関係当局に英語で状況説明をしなければならなかったりしますが、いきなり英語での状況説明は初心者にはかなりハードルが高いです。

そんなとき「ネイティブイングリッシュにこんなシチュエーションがあったな」と思い出せれば、テキストを見返してトラブル対応に使ったり、最悪その時うまく説明できなくても後で「あぁ、こうやって言えばよかったのか~」と復習することができます。

とっさに英語が出てこなかったときのもどかしさは、その後の英語学習のモチベーションにもなります。次に同じシチュエーションになったら絶対スラスラ答えてやる!みたいな。

ネイティブイングリッシュ 公式ページ

学習者自身が選べるカリキュラム

このネイティブイングリッシュは、会話シーンが細かく設定されているが故に、Day1~Day168とボリュームが多いです。

1日にDay1ずつやると、約半年(180日)かかる計算です。

しかし、教材製作者側から学習コースがいくつか提案されているので、自分の実力に合ったコースで学習を進めることが可能です。

<学習コース>
(1)製作者おすすめコース:168日間
(2)標準コース:96日間
(3)お急ぎコース:72日間
(4)マイペースコース:180日間
(5)最短コース:24日間
(6)じっくりコース:324日間

各々の実力にあったコースで学習できるところがとてもいいですよね、、、、、なんて言ってる場合じゃないです。(笑)

ハッキリ言ってこの程度の内容に「(6)じっくりコース:324日間」で丸一年掛けるなんて、時間がもったいないです。

教材のボリュームは多いですが1日分の分量は少ない(約5分程度)ので、普通に中学・高校を卒業している人であれば「(2)標準コース」を十分こなせます

標準コース(96日間≒3ヵ月)だと1日にこなす分量はリスニング2日分、スピーキング2日分です。

1回聞き流すだけなら10分程度、しっかり覚えようとするなら大体20分程度は必要でしょう。

公式ページで言っている「1日6分でらくらく~」というのは、あくまでもDay1~Day168のリスニング1日分だけをやる時間です。”じっくりコース”がそれに当たります。

もちろん、返品保証あり

今や英語教材の返品・返金保証は当たり前ですね。むしろ今の時代に返品保証が無い教材なんて怖くて使えません。

このネイティブイングリッシュは、使ってみて効果が実感出来なかったりとか、やっぱり自分には合わないと感じたら、購入後60日以内であれば開封後でも返品可能なので安心です。

海外発送にも対応

ネイティブイングリッシュは海外発送にも対応しています。(EMS)

海外在住の日本人からの注文も結構あるようです。

海外では日本語で書かれた英語学習用の教材はまず入手出来ないので、英語が全然出来ないまま海外駐在を命じられた人夫の海外赴任に同行した奥様方などから需要があるみたいです。

総評

  • いろんな会話シチュエーションが網羅されており、海外旅行や出張で遭遇する会話のほとんどをカバーしている。
  • 1日分の分量が少ないので、1日に2日分(約20分程度)をやって90日でやるのがちょうどいい分量。
  • (1日分が少ないので)ちょっとしたスキマ時間を使った学習に向いている。

このネイティブイングリッシュのキャッチコピーである「聞くだけで英語が話せるようになる」というのはちょっとどうかと思いますが、スピーキングCDを併用してフレーズをアウトプットする練習も合わせれば、確実に効果を実感できると思います。(スピーキング用のCDもちゃんと添付しています)

「3ヵ月続けたけど効果が無かった」と言う人は、おそらくスピーキング(シャドウイング)をやらなかった人だと思います。本当に「聞くだけ」を続けた人だと思います。

せっかく覚えたフレーズを「それをどういうシーンで使えばいいのか今ひとつ想像しづらい」という人には、あらかじめ細かく会話シーンを収録しているこのネイティブイングリッシュがオススメです。

<ネイティブイングリッシュ 公式ページ>

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