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ここを気をつけるだけで発音が初心者っぽくなくなる3つのポイント

annoying

カタカナ英語の発音イメージを一度捨て去ったほうがいいことは、<英語が聞き取れない!その原因は>でもお話ししました。

日本社会に根付いてしまったカタカナ英語を頭から一度リセットしないと、”ワラァ”が”ウォーター”であることに全く気づかないことになりかねません。(→私です)

そこで、英語初心者の方でもちょっと気をつけるだけで発音が良くなる3つのポイントをお伝えします。

1.「ホ」と「ハ」の違いに気をつける

北米系の発音で顕著なのですが、例えばhockeyの発音は”ホッケー”ではなく”ハッキー”です。hoの発音は「ホ」じゃなくて「ハ」ですね。

似たような発音でmonkeyも”モンキー”ではなく”マンキー”です。moの発音は「モ」じゃなくて「マ」になります。

・rock(岩):ロック(×)→ ラック(○)
・socks(靴下):ソックス(×)→ サックス(○)
・hobby(趣味):ホビー(×)→ ハビー(○)
・computer:コンピューター(×)→ カンピューター(○)
・hot(熱い):ホット(×)→ ハット(○)
・hour(時間):アワー(○)

と、ローマ字読みで「オ段」になるものは「ア段」で発音するとネイティブ発音に近くなります。

personal computerの発音は「パーソナル・コンピュータ」ではなく「プーソネル・カンピュートゥー」のほうがネイティブに近いです。

2.Whenは”ホェン”ではない

Wh-で始まる言葉のカタカナ英語もおかしいです。

・When(いつ):ホェン(×)→ ウェン(○)
・Where(どこ):ホエア(×)→ ウェァ(○)
・What(何):ホワット(×)→ ワット(○)
・Why(なぜ):ホワイ(×)→ ワイ(○)
・wheel(車輪):ホイール(×)→ ウィール(○)
・whip(鞭で打つ):ホイップ(×)→ ウィップ(○)

まだWhyは”ホワイ”でも通じますが、ホエアは微妙です。(笑)

Wh-で始まる言葉を「ホ」で発音するのは、昔よく洋楽アルバムのタイトルのカタカナ表記で見かけましたね。

米ハードロックバンド VAN HALENのシングルカット曲”When it’s love”がカタカナで”ホエン イッツ ラブ”と帯が付いていたのを思い出します。

3.aを「ア」ではなく「エイ」

先頭がaで始まる単語は「ア」ではなく「エイ」になるときがあります。

・Asia:アジア(×)→ エイジア(○)
・Abraham Lincoln:アブラハム・リンカーン(×)→ エイブラハム・リンカーン(○)
・Avril Lavigne:アブリル・ラヴィーン(×)→ エイブリル・ラヴィーン(○)
・Kurt Cobain:カート・コバーン(×)→ カート・コベイン(○)
・NATO(北大西洋条約機構):ナトー(×)→ ネイトー(○)

Kurt Cobain(ニルバーナのボーカル)はアメリカ人なのでカート・コベイン以外の読み方なんて無いのに、日本の音楽市場に紹介した人はなんで「カート・コバーン」としたんでしょうね?未だに謎です。

他にもある、微妙に発音が違うカタカナ英語

日本で定着したカタカナ英語でも、英語の発音と異なって定着した単語はたくさんあります。

・virus(ウィルス):ウィルス(×) → ヴァイラス(○)
・vinyl(ビニール):ビニール(×) → ヴァイナル(○)
・alcohol(アルコール):アルコール(×) → アゥクホー(○)
・doctor(医者、博士):ドクター(×) → ダクター(○)
・Mercedes-benz(自動車メーカー):メルセデス・ベンツ(×) → ムセイディーズ・ベンズ(○)

上記はほんの一例ですが、他にもたくさんあります。

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発音で苦労していたときは、なぜ日本に持ち込んだときになぜ原音のままカタカナにしてくれなかったのか?と本当に恨めしく思いましたが、よく考えてみれば日本語となったカタカナ語(外来語)は英語以外の言語から転化したもののほうが多かったんですね。

こうしてみると、アメリカ英語を忠実にカナ発音で表記したジョン万次郎の英語のほうが、現代のカタカナ英語よりも通じるというのが皮肉ですね。

今回紹介した発音のポイントはどれも簡単なポイントですので、単語帳をやるときに気をつけてみてください。

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