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regarding とin terms of はどうやって使い分けるの?

仕事で英文メールを書くとき、「~に関して」「~について」と言いたいこと多くないですか?

日本語メールでも頻繁に使うので当然英文メールでも多用することになりますが、どれをどういうときに使うのが適切なのかが、初心者には判断が難しいものです。

今回はそんな「~に関して」「~について」の代表的な”regarding”や”in terms of”の使い分けについて説明します。

regarding とは

regardingは前置詞で「~に関して(は)」「~の点では」という意味があります。

ビジネスメールでよく使つかうようなイメージがありますが会話の中でも使われます。くだけた日常会話よりもちょっとフォーマルなシーンで使われる単語です。

基本的な使い方としてはregarding+名詞句を文章の始めにおいて、その後に本題を続けます。

例:Regarding this matter, there is something I would like to say.
(この件に関して言いたいことがあります)
例:Regarding Mary’s questions, could you answer them for her by email?
(マリーの質問に関してですが、メールで回答していただけますか?)

もちろんregardingを文中で使うことも出来ます。その場合も後ろには名詞句が入ります。

例:We have expectations regarding their performance.
(彼らの活躍を期待しています。)

また、regard を使った別の言い方として【in regard to】や【with regard to】もあります。

例:In regard to the schedule, I will let you know later.
(スケジュールについては後でお知らせします)
例:With regard to training of new staff members, Michael from Sales will be joining as one of the trainers.
(新入社員の研修については、セールス部門のマイケルが指導員として加わります)

in terms ofとは

“in terms of~”は「~という点で」という意味になります。

regardingと何が違うんだ?って話ですが、話題の対象を限定するときや、特定のことについて述べるときに使います。

つまり”in terms of~”で表現することで、何に関して伝えようとしているのかをより明確にすることができます。

regardingもin terms ofも日本語で「~に関して」と訳されますが、regardingで伝えるときよりもさらに限定したことについて述べる、ということを覚えておくといいでしょう。

例:In terms of profit, we can’t expect this new line of business has brilliant future.
(利益の点では、この新しい分野の事業は素晴らしい未来を期待できない。)
例:In terms of culture, European countries are completely different from America.
(文化の面からみると、ヨーロッパ諸国とアメリカとでは完全に違います。)

regarding,やin terms ofは前置詞なので後ろには必ず名詞句が来ることに注意してください。(接続詞ではないので、後ろに主語(S)+述語動詞(V)が入れない)

他にもある「~に関して」を表す単語

・about: カジュアルに表現するときに使い、使い方も簡単です。
・concerning, respecting:
 regardingと同じ使い方ができます。aboutよりもフォーマルな言い方です。
・with respect to~: with regard to~と同じ使い方をします。
・as to~:
 とてもフォーマルな文章表現に使うことが多いです。話題を変えるとき文頭において使います。
・as for~:
 人について述べるときによく使います。As for me,(私の場合)
 文頭において先に述べたこととの繋がりを持たせる場合に使います。

regarding, in terms of~のまとめ

・regarding =「~に関して」
・in terms of = 「~の点では」

といううように、違いがあることを覚えておくといいです。この違いを意識して使い分けていきましょう。

…なんて偉そうに説明しましたが、英語に慣れない内はあまり厳密に考えて使い分けなくてもいいです。

regardingとin terms ofを逆に使ったところで、大きな誤解を生じることはそうそうありませんから。

とにかく使っていくうちに、これらの微妙な差を体感していけると思いますので、間違いを恐れずにガンガン使っていきましょう!
 

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