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英語の上手い人の表現を盗め!

pcandkeyboard

ある程度英語を勉強していくと、自分の英語がイケてないことに気が付くと思います。(笑)

必死に書いたメールは一応英語の体になっているので相手も理解してくれています。でもイケてない。自分でもどこがどうイケてないのか説明できないのですが、英語が出来る人のメールと比べるとどこか「洗練されてない」文章なのです。

今回は、そういう状態から抜け出すために私がやってきた方法についてお教えします。

英語の上手い人の表現を盗む

私は仕事で海外ベンダとメールでのやり取りの中で、ネイティブや英語の上手な人ほど簡単な単語の組み合わせで表現することに気が付きました。

使役動詞のlet, make, have, get、知覚動詞のsee, look, smell, hear, feelなどと、簡単な単語の組み合わせで実に多彩な表現をします。それは複雑な構文などではなく、ほとんど中学までに習った文法と語彙で表現されています。

これらの表現をまとめた書籍を買ってきて片っ端から覚えるのもいいのですが、実際に使う状況(アウトプット)になってみないとなかなか頭に定着しないものです。

そこで私は、相手の返信メールの中でうまい表現を見つけたときはノートにメモるようにしました。そう、英語の上手な人の表現を盗むようにしたのです。

実際には、後でエディタの検索機能で探せるようにPCのテキストファイルに書き出すようにしました。

メールに限らず、空港のサインや街中の標識とかホテルの注意書きとか、至る所に「生の使える英語」が転がっているので、自分で感心した表現はどんどんノートにメモするようにしました。

そうやって自分専用の「表現ノート」を作っていきました。

盗んだ表現はすぐに使う

そうやって作った「表現ノート」は、書き溜めた端からどんどん使っていきました。実践投入です。

盗んだ表現はすぐに使ってみるのが理想です。使うのが早ければ早いほど脳に印象強く焼き付けられるので一発で覚えられます。

その習慣は今でも続けていますが、今はその「表現ノート」をevernoteに置いて、会社/出先/自宅のどこからでもアクセスできるようにしました。いい表現を見つけたらすぐにevernoteに放り込むのです。

こうすれば、インターネットが繋がる場所であれば世界中どこにいても「表現ノート」にアクセスすることができるので、紙のノートが無くてもPCかスマホがあればアクセスすることができます。

私の場合、この表現ノートは雑記帳に近いです。

単にうまい表現をメモするだけでなく、自分の知らない単語の深い意味だったり、辞書を引いても出てこない表現(多くはスラングだったりしますが)をメモしておいて、後で知り合いのネイティブに聞いたり、Yahoo!USAのAnswersで聞いたりしています。

自分専用の「表現ノート」を作るメリットは?

このように、自分オリジナルの「表現ノート」があると、英文メールを書くときに「前にも書いたけど、この表現って英語でどう書くんだっけ?」というときに毎回毎回表現を探すのに時間を使わずに済みます。

日本語でもそうなんですが、「こういう状況を的確に表現する四字熟語ってなんだっけ?」と思うことよくありませんか?「確かにあるはずなんだけど、どうしても思い出せない」という四字熟語やことわざほど、ネットで検索してもなかなか答えが見つからなかったりします。

私は、一度苦労したことと同じ苦労をするのが大嫌いな質(たち)です。

どうせ苦労するのであれば前と違うことで苦労したい、と考えてしまいます。苦労して見つけた「表現」や「例文」をまた探すのはまっぴらゴメンなのです。

そういう意味でも、見つけた英語表現を一つの「表現ノート」に放り込んでおけば、前に書いた同じような表現を思い出せなくても「あの表現ノートのどこかに入っている」はずなので、探す範囲がかなり狭められます。

今思えば、自分だけの「表現ノート」を作ることを通じて、優れた表現や洗練された表現を効率的に自分の中に取り込めたのだと思います。

この「表現ノート」、オススメです。

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