アメリカ出張でレンタカーを運転するのは不安?でも大丈夫!

drivingbluesky

海外出張で意外と苦労するのが移動手段。

個人旅行やバックパッカーだったらバスや乗り合いタクシーでもいいのですが、仕事で来たときにスーツケースや試作品をもったまま不慣れな路線バスや地下鉄に乗るのは、治安の面からもあまりオススメできません。

そのため、アメリカやカナダでは公共交通機関を使うよりもレンタカーを使うほうが安いし断然ラクです。

「レンタカー?右側通行で左ハンドルでしょ? 絶対無理無理無理!」なんて思っていませんか?

日本で普通に運転している人だったらまず問題ありませんし、むしろアメリカの道路は意外と運転しやすいと感じると思います。

スポンサーリンク

日本と全てが反対だけど、逆にそれがいい

日本の車は「右ハンドル、左側通行」ですが、アメリカは「左ハンドル、右側通行」です。圧倒的に世界では「左ハンドル、右側通行」が主流です。(左側通行は日本、イギリス、オーストラリアと旧英国植民地の国ぐらい)

しかし日本から行くとハンドルも道路も全部反対なので、比較的スムーズに慣れることが出来るのです。

違和感があるのは運転を始めて最初の10分ぐらいで、比較的楽に適応できると思います。

レンタカーを運転する際、注意する点はこの2つ。

・ウインカーとワイパーが逆になっている。
 右ハンドルではウインカーは右、ワイパーは左ですが、左ハンドルではそれが逆。
・ライトスイッチが無い。
 エンジンをかけると強制的にライト点灯。(多分、事故防止)

交差点でウインカーを出したつもりがワイパーを動かしてしまった!というのは有名な”レンタカーあるある”です。私は今でも行くたびに必ず一度はやります。

ガソリンスタンドでの給油

アメリカではガソリンスタンドのことは”gas station”です。

給油方法は日本と同じセルフ方式ですが、日本と少し違うので注意してください。

日本のクレジットカードがほとんど使えない

以前は日本のクレジットカードでも問題なく使えましたが、2006年頃からガソリンスタンドの給油機でクレジットカードを入れると”zip code”(郵便番号)の入力を求められるようになりました。

日本で発行されたVISAやMaster、AMEX、Dinnersなどは、日本の郵便番号との紐付けがされていないらしく、アメリカのガソリンスタンドの給油機では使えないのです

唯一、使えるのがJCBカード

給油機にJCBカードを入れて、ZIP Codeを要求されたら日本の郵便番号の頭から5桁を入力すれば使えます

よくある質問(JCBのサイトへ)

以前はアメリカでJCBはメジャーなカード会社じゃなかったので使えるお店も少なかったのですが、今はほぼVISA/Master並に使えます。

盗難カードや偽造カードによる不正利用が増えたためにzip codeの入力を求めるようになったらしいです。でもZIP codeをセキュリティコードとしているのもなんか意味がよくわかりません。(笑)

JCBカードも持っていない場合は、キャッシャーに行って現金を先払い(deposit)するしかありません。

・20(twenty) on #3(three), please.
 (3番の給油ポンプで20ドル分お願いします)

と言えばOK。”#”は発音する必要ありません。

20ドル分に達する前に満タンになればお釣りを受け取りにキャッシャーへ、先に20ドル分給油してしまったらそのまま出発してOKです。

一応、キャッシャーでクレジットカードを預ければVISAやMasterカードでの給油も可能ですが、たまたま立ち寄ったガスステーションのお兄ちゃんにクレジットカードを預けるのは不安なので、私は現金かJCBカードで払うようにしています。あまり現金も持ち歩きたくないですしね。

ちなみに私のメインカードは三井住友のMasterなんですが、JCBを持っていなかったので楽天カードをJCBで作りました。

楽天での買い物は楽天カードで決済すると+1%上乗せですし、航空券も楽天トラベル+楽天カード決済にすると+1%上乗せでかなりお得です。

例えば楽天トラベルで10万の往復航空券を楽天カードで決済すると、通常のポイントが1%分(1,000ポイント)、更に楽天カード決済によって+1%(1,000ポイント)で合計2,000ポイント(=2,000円)付きますから、結構大きいです。

しかもレンタカー(ハーツ)が10%割引ですから、もしJCBカードを持っていないのでしたら楽天カードはオススメです。



しかも入会特典として5,000ポイント(キャンペーン時期によっては7,000ポイント!)が付くのでかなりお得です。私の時は2,000ポイントだったのに…

給油するとき

クレカ受付OK、もしくはdepositを支払ったら、油種を選びます。

写真の右が日本で言うハイオク、左がそのままレギュラーです。(書いてある数字はオクタン価でガソリンの燃えやすさみたいなもので、あまり気にしなくていいです)

普通のレンタカーであればレギュラーで十分です。

“Unleaded”は「無鉛ガソリン」の意味です。昔は有鉛ガソリン(Leaded)を売っていたのでその名残です。今は全米で有鉛ガソリンの販売は禁止されているので”Leaded”の油種を見ることありません。

給油ノズルを引き出したら、今まで給油ノズルが収まっていたところのレバーを上に上げます。このレバーを上げないと、給油ノズルのレバーを握ってもガソリンが出てこないので注意しましょう。

あとは日本と同じです。満タンになったら勝手に給油が止まります。

アメリカでの運転で注意する点

赤信号で右折OK

赤信号での右折(日本で言う左折)は基本OKです。

左側から車が来ていないことを見計らって曲がりましょう。日本のように赤信号で無条件に止まっていると、後ろからクラクションを鳴らされます。(ちなみにクラクションは和製英語です。正しくはhorn。)

ただし、”NO TURN ON RED”と標識がある交差点は赤でも右折出来ません。

横断歩道に人が立っていたら停車する

これは規則というよりマナーなのだと思うのですが、アメリカでは横断歩道に人が立っていたらほとんどの車が停車して歩行者を横断させてくれます。人に優しいです。

日本もそうなるといいんですけどねー。

スクールバスは追い越さない

前を走っているスクールバスが停車しても、その横を追い越してはいけません。

スクールバスが発車するまではそのまま後ろで停止です。

「それじゃ、後ろが詰まっちゃうのでは?」と思いますよね?その通り、スクールバスの後ろはいつも渋滞します。

でも未来を背負う子供たちを交通事故から守るために、と思ってみなさん納得して渋滞にハマっています。自分たちがスクールバスに乗ってたときも大人たちにそうしてもらってたのだから仕方ないですね。

踏み切りで停止しない

鉄道も日本のように発達していないので、あまり踏み切りを通ることはありませんが、それでも日本にいるときのクセで止まってしまいます。

アメリカでは踏み切りは止まらずに通過してOKです。

パトカー、救急車などの緊急車両が来たら、路肩に停止

日本だと端に寄せてノロノロ運転でもOKですが、アメリカでは停車しないと怒られます。

アルコールは車内に置いておくだけで罪になる

栓が空いていれば飲んでいなくてもアウト

栓が空いてなくても助手席に置いてあると難癖つけられるので、アルコール類を買ったら必ずトランクに入れましょう

信号のない交差点は4ウェイストップ

この4ウェイストップ(4way stop)はアメリカの街中というか住宅街によくあるのですが、信号の無い交差点で、どの方向から入ってきても必ず一時停止しなければなりません。

そして一番最初に入ってきた車(停止線で止まった車)から出ていく権利があります。

慣れればなんてことない4ウェイストップですが、慣れるまでというか、勘所が腑に落ちるまで少し経験が必要です。

でも日本の高速道路の合流に比べれば大したことはないです。

駐車場は頭から入れる

日本だと駐車スペースが狭いのでバックで駐車するのが基本ですが、アメリカは1台の駐車スペースが広いので、頭から入れて停めるのが普通です。

駐車場に行くとわかりますが、頭から突っ込んで止められるように斜めに駐車区画を切っているところがほとんどです。

それに駐車区画の1台分のスペースが日本のように狭くないので、頭から入れても、バックで出るのが苦になりません。本当に楽です。(日本は駐車スペースが狭いのでバックで駐車しないと入らない)

なにせ80才をとうに過ぎたであろうおばあさんが、フルサイズのポンティアックで普通に買い物に行くぐらいですから、アメリカの道路は初心者にもやさしいつくりになっています。

また運転マナーも日本と比べてすごくいいので、日本で普通に運転している人であればまず問題なく運転できると思います。

まとめ

確かに文化も言葉も人種も違う国で運転するのは不安が一杯だと思いますが、アメリカ、カナダなどの北米に関して言えば思っているほど大変ではありません。

人によっては右側通行に慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。

レンタカーを借りていきなり目的地に向かうのが不安な人は、駐車場を出てすぐに幹線道路に向かわずにレンタカーのカープール地区を1~2周して右側通行に体を慣らすといいでしょう。

レンタカー会社のカーブール内を練習代わりに走ると怒られます。

ただし空港近くのだだっ広い地区は夜間は治安の悪いところも多いので、到着便が夕方以降になるときは十分注意しましょう。