文法が間違っても”正しい英語”?その理由とは

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英語の学習を始めてしばらくすると、「本当にこれを続けて通じる英語が身に付くのだろうか?」と不安に駆られるときがあります。

つまり自分の英語が「正しいのかどうか?」「合っているのかどうか?」が自分では判断付かなくて不安になるんですね。

でも自分の英語が通じるのか通じないのかは、使ってみるしかありません

実際に使ってみて、相手とコミュニケーションできるのかどうか?

コミュニケーションができれば、例え文法が間違っていようともそれは「正しい英語」なのです

え?何言ってるかわかんないですか?

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文法が間違っていても”正しい英語”とは

文法が間違っていたら正しい英語じゃないって?一文一文見れば確かにそうです。

でもいくら正しい文法で話をしても、コミュニケーションが成り立っていなかったら意味が無いですよね?

例えば、

・How many pieces of new parts does it need for the equipment?
(機器には新しい部品がいくつ必要なの?)

と聞かれているのに

・I’m not sure, I think the new parts are probably 15 dollars each.
(よくわかんないけど、1個15ドルぐらいじゃないかな)

と、正しい文法で返事をしても意味が無いわけです。

むしろ

・10 piece. may be 15 piece, up to.
(10個。多くても15個)

のほうが通じます。

pieceは複数形になってないし、取って付けたようなup to(~以下)で文法メチャクチャですけど、相手の質問には的確に答えています。

ビジネスで必要な英語はむしろこっち

だからコミュニケーションが取れれば”正しい英語”と言ってるわけです。

ネイティブのメールは最高の英語教材

英文メールを素早く書くコツは、いかに英文フレーズのストックを頭の中に増やすかに尽きます。

書こうと思った和文を一から英文に翻訳していては、いつまで経っても返事するのに15分とか20分とか掛かってしまい、一日のほとんどを英文メールの作成で使ってしまう、なんてことになりかねません。

英文フレーズのストックを増やす手っ取り早い方法は、ネイティブの英文メールを徹底的にマネること。

彼らの英文はネイティブだけあって洗練されています。無駄がありません。

google翻訳の吐き出した英文でも通じるのでとりあえずはそれで用は足りますが、せっかくネイティブや、自分より英語がうまい人間とお付き合いがあるのですから、彼らの英語から吸収できるところは根こそぎ吸収してしまいましょう。

彼らのフレーズをマネて使っていくうちに、どんどん身に付いてきます。

もし彼らの英文メールにわからないフレーズがあって、辞書やググってもわからないときは、素直に相手に聞いてみるといいでしょう

経験上、「コイツこんな文章もわかんねーのかよ」なんて思われることはまずありません。ほとんどが親切に教えてくれるか、別の表現で言い直してくれます。

だって逆に外国人と日本語でやりとりしているときに、相手から「~とはどういう意味デスか?」なんて質問されたら、日本語先生の気分で喜んで教えてあげますよね?私はそうです。

英文メールをやりとりする相手がいない人は

もし、そういった英文メールをやりとりする環境が無い人は、海外サイトの掲示板などを利用してみるといいです。

私のオススメはYahoo! USAのAnswers

Answersは日本で言うところの「Yahoo!知恵袋」に相当します。

あらゆるジャンルについての質問と回答がたくさんあるので、自分の趣味の分野や興味のある分野について英語で質問してみるのです。

匿名で投稿できますし、大体の人は親切に回答してくれますので、英文メールのやりとりと同じような効果が得られます

ただ注意が必要なのは、日本のYahoo!知恵袋同様に回答になっていない回答をする人も結構いますので、そういうのはサラっと流すようにしましょう。

まとめ

・正しい英語よりも通じる英語を目指す
 (カタコトOK)
・文法が合っていようがいまいがあまり気にしない。
 (わからないときは聞いてくるので)
・ネイティブの表現、言い回しを盗む
 (盗み続ければいずれ自分のものになる)

初心者のうちは、ネイティブスピーカーや留学経験者の発音うんちくなんか無視していいです。

例えば、日本在住のネイティブスピーカーや留学経験者は「キャビンアテンダントに”Would you like beef or chicken?(牛肉とチキン、どちらがよろしいですか?)と聞かれて、”I’m chicken!”と言うと笑われるよ!」なんて言いますよね。

確かに英語で”I’m chicken.”というと「私は臆病者です」と言う意味になっちゃうので、本来は”I would like the chicken.”というのが正しいのですが、前述の機内食のシーンで英語初心者が”I’m chicken!”といえば「私はチキンが欲しい」という意思表示以外ないわけです。

正しく話そうと思ってあたふたした挙句にうまく話せないよりは”I’m chicken.”のほうがよっぽどマシです。笑われるかもしれませんが、チキンは必ず出てきますからね。

私はむしろ彼らが言う「日本人の発音は~だからダメ」とか「その英語はネイティブにはこう聞こえる」といううんちくで、初心者が(英語を話すことを)委縮してしまうことを危惧しています。

なので、まず初心者は「正しい英語よりも通じる英語」を目指すべきです。