「使ってはいけない英語表現xx選」とか信じてはいけない

巷にはいろんな英語書籍や英語の情報が溢れています。

その中でも

・「使ってはいけない英語表現xx戦」
・「ビジネスで使ってはいけない英語表現」
・「ネイティブには不自然に聞こえるその表現」

みたいな書籍は、初心者のうちは真に受けないほうがいいです。

その理由を説明します。

スポンサーリンク

「使ってはいけない英語表現xx選」の場合

よく言われるのが

学校の英語で習う

“Hello, How are you?”
“I’m fine, and you?”

なんてネイティブが聞いたら違和感たっぷりなので使わないほうがいい。

というのがあります。

恐らくこう言ってる人は、留学したときにネイティブスピーカーか先に留学している人に言われたのでしょうね。

これは、この表現が間違っているのではなくて表現がフォーマル過ぎるんです。

例えば、友人や顔見知りの人に会った時に”Hello, How are you?”なんて言うと、フォーマル過ぎてよそよそしい感じがするんですね。

敢えて日本語に例えてみれば

「ご機嫌いかかですか?」
「おかげ様で元気です。そちら様はいかがですか?」

みたいな感じになっちゃうわけです。(笑)

ちなみに私は生まれてから今まで挨拶で「ご機嫌いかがですか?」と言ったことは一度もありません。

それ故、「友達同士なのに”Hello, How are you?” “I’m fine, and you?”は変だろ?」といわれるわけです。

でも私は、初心者のうちは仕方が無いと思うんですよね。

逆に日本語に置き換えてみるとわかると思うんですが、日本語勉強中の外国人が来日してあなたに

「こんにちは、ご機嫌いかがですか?」

って言われたら「日本語の挨拶としては間違ってはいないけどちょっと堅いよね。でもこの人日本語勉強中なんだろうなぁ」と思って納得しませんか?

そこで即座にドヤ顔で「今時”ご機嫌いかがですか?”ってあんまり使わないですよ」なんて返さないですよね。

だから英語で挨拶するときに気の利いた言い方を思い出せなくてつい”Hello, How are you?”って聞いたとしても全然問題ありません

同様に相手に”Hi, How are you doing?”と聞かれたとき、とっさに気の利いた返事を思い出せず”I’m fine. and you?”と返事しても全く問題ありません。

相手は「あぁ、英語に不慣れな外国人なんだな」と思うだけです。

気の利いた挨拶や返事をしなきゃ、と焦って言葉に詰まるより余程マシです。

ちなみに、英語っぽい挨拶の例を挙げておきます。下に行くほどくたけた感じになります。

・How do you do?
・How are you?
・How’s it going?
・How are you doing?
・What’s new?
・What’s up?

下の2つ(What’s new? What’s up?)はビジネスでの挨拶にはふさわしくありませんが、個人的に関係が深まって仕事以上の関係、例えば週末に一緒に遊びに行くとか、共通の趣味で仲が良くなって冗談を言い合える関係であれば使っても大丈夫です。

返事は気分がいいかあまり良くないかで使い分けるといいです。下に行くほど気分が悪い表現です。

・Great!
・Very good!
・Fine!
・Not bad.(悪くないよ)
・So-so(まあまあ)
・Not good(良くない)
・Bad(悪い)
・Terrible(最悪)

英語圏の人は直接的な表現を好むとは言いますが、初対面の挨拶でいくら機嫌が悪いからと言って”Not good”とか、正直に”So-so”と言わないようにしましょう。

ここは日本と同様に、多少気分が優れなくても口角を上げて”Good!””Fine”と言いましょう。

何度も会って気心が知れている人であれば、正直に”Not good”とか”Terrible”と言っても大丈夫です。

きっとそのあとに”What’s wrong with you?”(何かあったんですか?)と聞かれて会話が繋がりますから。

挨拶は相手との距離感によってふさわしい表現を使うべきですが、何がふさわしいわからないときは、基本的に相手が使う挨拶と同じものを使えば問題ありません。

例えば、相手が”How are you doing”と言ってくる人であれば、同じく次回挨拶するときには同じ”How are you doing”を使えばいいですし、相手が”What’s up?”と言ってくるぐらいの関係になれば、あなたも同じように使うといいです。

場数を踏めば、不自然さがわかってくる

こういったシチュエーションや相手との距離感での使い分けは、事前に勉強してもあまり役には立ちません

そのため「~~は使ってはいけない」とか「~~という言い方はよくない」みたいな情報を鵜吞みにしても仕方ありません。

習った英語、知ってる英語を使ってみるのが上達への一番の近道です。

英語を使う場面が増えれば増えるほど、習った英文の不自然さが判ってきます

英語が上手い人やネイティブの表現を盗んで真似するのが上達への一番の近道です。