※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

英語の長文が読めないときに試してみる3つのこと

簡単な受け答えやメールなら不自由しないけど、英文仕様書や英文マニュアルを読むのが苦手、という初心者は少なくありません。かつての私もそうでした。

2016年5月に改定されたTOEICも、リーディングパートは長文読解に重点が置かれるようになりましたよね。

このことは、様々なシーンの長文読解力を試したほうがより英語の運用力を見るのに適していると、TOEICの作成元であるETSが判断していることに他なりません。

英語初心者のTOEIC対策(まとめ)
とりあえず会社から「TOEIC受けてスコア提出してね~(もちろん査定と昇進に関わるよ)」と言われたときや、全社でTOEICを受験しなければならなくなったけど、一体どんなテストで何を準備すればいいのかさっぱりわからない!という人のために、TO...

一般的に英語の長文読解力を上げるには、

・文法力
・語彙力
・イディオム力

の3つをバランスよく向上させるのが一番の近道ですが、そうは言ってもただ文法書や単語帳をやりながら、興味のない英語コンテンツを眺めるのは苦痛です。

そこで今回は、どんな人でも興味を持って読める無料の英語コンテンツを3つ紹介します。

英字新聞

すみません、いきなり当たり前過ぎて。(笑)

でも英字新聞って、リアルタイムで起きていることが綺麗な英語で記事化されているので、長文読解力を鍛えるのにちょうどいいコンテンツなんです。

しかもTOEICでは新聞記事的な長文問題もよく出題されるので、試験対策としてももってこいです。

それに、政治経済以外にもスポーツや芸能、ローカルネタなど話題には事欠かないので、「政治経済のような堅い話題はちょっと苦手」という人でも読める記事がたくさんあります。

それと一般紙は対象読者が広いため、比較的簡易な文法で書かれているところもメリットです。

社説(editorial)などは難しい表現もありますが、社会面などは事実を淡々と述べているのが多いので比較的読みやすいと思います。

ただし、読むときに大事なことが一つだけあります。それは、

・音読すること。

です。

なぜ音読が必要かというと、英文は頭から理解する癖をつけないといつまでたっても長文読解力が上がらないのです

どうしても黙読だけだと、文の意味が取れないときにあっちこっち戻って解釈しようとしてしまうんですね。

音読することで、黙読よりもスピードが落ちて頭の中で英文を噛み砕く時間ができますし、つい戻って日本語訳を作ろうとしてしまう癖を矯正できるのです。

英語を最短でマスターするために”音読”が欠かせない理由
英語を学習する目的は ・大学入試のため ・留学するため(TOEFL) ・TOEICを受けるため ・仕事で使うため ・海外出張のため などなど、様々だと思います。 せっかく勉強するなら、そのパワーを無駄なく使って効率よく習得したいですよね。 ...

英文を頭から理解出来るようになると、長文読解力が上がってTOEICのPart6, Part7の解答スピードも改善されてきます。

長文を速く読みこなすにはスラッシュリーディングが効果的!その練習方法とは
TOEICやTOEFLで長文を読むのが遅くて時間内に終わらないとか、英文マニュアルや英文資料を読んでも一度に頭に入らなくて、何度も読み返してようやく意味を理解できた、なんてことはありませんか? これは基本的に英文読解力が不足しているからなの...

全く関心が無い記事を読むのは苦痛ですが、関心があるトピックは自分にとって多少難しい文章であったとしてもストーリーは追えるものです。

私はサッカー、特にイギリスのプレミアリーグが好きなので、イギリスの大衆紙”The SUN”のスポーツ面をよく読むのですが、サッカーに限らず自分の好きなスポーツから、そのスポーツが盛んな国の新聞の英語版を見つけるのもいいでしょう。

まずはそのレベルから初めて、徐々にジャンルを広げていきましょう。

Amazon.comのレビュー記事

Amazonの本国サイト(amazon.com)を見ると、日本サイトと同様に各商品毎にレビューが投稿できるようになっています。

そのレビュー記事は一般のアメリカ人が投稿したレビュー記事なので、生の英語で溢れています。

中にはスラング、略語、若者がよく使うスラングなど、現代アメリカ人が日常的に使う口語がふんだんに入っているので、かなり勉強になります。

しかも、自分の興味のある商品レビューなのでサクサク読めるのがいいです。

大体の人は短く簡潔にレビューを投稿していますが、中には詳細にレビューを書いている人もいて読んでて飽きません。

また感覚や感触に関する単語も頻繁に出会うので、そういった単語を覚えるきっかけになるところも見逃せません。

私は”itchy”(痒い)とか”dim”(かすむ)という単語はAmazon.comのレビューで覚えました。

たまたまスポーツ用のアンダーシャツのレビューを見ていたときに出てきた単語が”itchy”で、サングラスのレビュー記事を見ていたときに出てきた単語が”dim”でした。

こういったレビューは口語に近い文章で書かれることが多いので、これも可能であれば音読することをオススメします。

投稿者の感情を代弁するように音読すると、結構スピーキングの練習になります。

英語の話とは直接関係ありませんが、amazon.comに日本からアクセスすると、トップページに「日本でお買い物しましょう!Shopping from Japan?」と出てきます。

内外価格差がある商品だと、中には海外送料を負担しても国内で買うより安い場合があるので、直接Amazon.comから個人輸入している人も多いのだと思います。

英語の勉強を兼ねてそういった商品を見つけるのも楽しいです。

Yahoo!USAのAnswers

Yahoo!USAのAnswersは、Yahoo!Japanで言うところの「Yahoo!知恵袋」に相当します。

ここも生の英語が溢れている場所です。

ここで、自分の興味のあるジャンルのQ&Aを見つけてそのQ&Aを読むだけでも、かなり生の英語に触れることができます。

日本の知恵袋に比べてネタ的な質問が少なく、そんなに荒れていないところもいいですね。

Answersのいいところは、自分で質問を投稿出来るところです。

私はよく辞書に載っていない略語とかイディオムについて質問するのに使っています。

下記のエントリ内でYahoo!Answersの使い方について触れていますので興味のある方はどうぞ。

言いたいことをうまく英語に出来ないときに実践する3つのこと
外国人と会話するとき、言いたいことがうまく口から出てこない!というのはよくある話。 聞きたいことや質問したいことが日本語ではわかっているのに、それを英語で伝えられないのはなんとももどかしいですね。 時間があれば英語の文章にできるのに、そうこ...

私は以前”GOP”が”Great Old party”で共和党の別名だったことや、共和党のマスコットがelephant(象)で民主党のマスコットがdonkey(ロバ)であることもAnswersで知りました。(アメリカの新聞ではしばしば共和党と民主党をゾウとロバに置き換えて記事が書かれているときがある)

特にネイティブスピーカーの友人が少ない人(私です)が、市井のアメリカ人が使う英語を垣間見ることができる貴重なサイトです。

まとめ

長文読解力を上げるには、とにかく多くの英文に触れるのが一番の近道です。

たくさんの英文をインプットすればするほど英文を頭から理解できるようになり、いちいち戻って日本語訳を頭で作らなくてもよくなります。

今回紹介したサイトは全て無料、TOTALLY FREE!で利用できますので、是非この機会にチャレンジしてみてください。

今回はアメリカ系のサイトを紹介しましたが、イギリス英語やオーストラリア英語に触れたい人は下のリンクからどうぞ。

<イングランド>
UKのアマゾン
UKのYahoo!

<オーストラリア>
オーストラリアのアマゾン
オーストラリアのYahoo!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました