留学しないで英語をマスターするには

abroad

今や世界公用語となった英語ですが、企業でも入社条件や昇進条件に英語力が当たり前のように求められるようになってきました。

20年前ぐらいまでは英語が出来ると社内でも一目置かれていましたが、今や英語は「出来てあたりまえ」という雰囲気の会社が少なくありません。

これからは少子化で国内市場が縮小傾向なので、企業は海外市場に出ていなければ企業そのものの存続が難しくなる時代になってきているのもその背景の一つでしょう。

特に楽天は早くからグローバル化を意識して、2010年に社内公用語を全社的に英語に切り替えました。日本の企業なのに社内公用語を英語なんて意味が無い、英語=グローバル化は稚拙だとか、欧米かぶれだなど、賛否両論ありましたが、そんな批判をものともせず、とうとうTOEICの全社員平均800点をクリアしたことは特筆に値することだと思います。

彼らがTOEIC800点をクリアしたのは、海外の関連会社に出向したり会社の留学制度で英語力を付けたのでしょうか?

いいえ、彼らは海外留学や駐在することなく、仕事をしながら国内で勉強して目標スコアをクリアしています。

スポンサーリンク

留学しないと英語ペラペラにならない?

英語を勉強には様々なアプローチがありますが「外国語は留学しないとマスターできない」と思っている人が結構多いです。

私の周りにもいるのですが「文法や単語は本やテキストで勉強できるけど、会話やリスニングは留学しないと身につかないんじゃないの?」とか「やっぱり朝から晩まで英語を浴びる環境じゃないと短期間では身につかないのでは?」と言われる方がいます。本当にそうでしょうか?

そんなことありません。留学なんかしなくても英語を習得することは十分可能です。

それも単に「海外からの観光客に英語で対応出来る」とか「海外のレストランやホテルでスムーズに対応出来る」といったレベルではなく、ネイティブスピーカーを相手に主張や議論するレベルでさえ国内学習で到達することが可能なのです。

それこそ日本から一歩も出ずにTOEIC満点取るのも不可能ではありません。現にそういう人はたくさんいます。

留学が必要、と思ってしまう錯覚

インターネットが普及する前は、文法や単語は自分で学習出来てもリスニングやスピーキングを勉強するには選択肢が多くありませんでした。

例えばリスニング。

DVDが普及する前はVHSのビデオテープが主流で、洋画をレンタルしても英語字幕を出すことができませんでした。英語字幕を出す方法が無かったので、洋画でリスニングを勉強するということはかなり中上級者向けの勉強法です。

初学者や中級者向けには、英語学習者向けの月刊誌(Englishジャーナルとか)を購入すると付録についてくるカセットテープで学習するぐらいしか方法がありませんでした。

スピーキングもしかり。

性格が社交的であれば外国人の友達を作ったり、日本を訪れている外国人に積極的に話しかけるのもさほどハードルはありませんが、みんながみんな社交的な訳ではありません。中には引っ込み思案な人もいるでしょう。そうなるとお金を払って英会話学校に行くなどしてネイティブスピーカーと話す機会にコストをかける必要がありました。

つまりリスニングとスピーキングは費用(コスト)を掛けないと、聞いて話せるようにならなかったのです。そういう時代では英語を習得するために留学することは有効でした。

しかし、今ではインターネットが発達したお蔭でリスニングやスピーキングに関するコンテンツをローコストで入手できます。

リスニングはCNNやBBCなどからニュース映像を無料で、しかもリアルタイムに入手することが出来ますし、スカイプを使ったオンライン英会話では低価格でプライベートレッスンを受けることができます。

ここまで英語学習のハードルが下がった今、あえて多大なコストをかけて語学留学する意義はかなり少ないのではないでしょうか。

もちろん留学することで、滞在国の人や文化に触れられることは見識を大きく拡げてくれます。費用や時間に余裕がある人はリフレッシュも兼ねて語学留学するのもいいでしょう。

しかし「英語はツール」と割り切るのであれば、時間とお金をかけてわざわざ海外に行く必要はありません。

インターネットの恩恵を余すことなく使い倒そう!

インターネットという通信環境が整備されたお蔭で、留学に近い学習環境を国内にいながらローコストで得られるようになりました。

ネットにさえつながる環境があれば、英字新聞はスマホで無料で読めますし、BBCやCNNのニュース映像も無料で見ることができます。

以前は有償だった翻訳ソフトが、今ではgoogle翻訳に代表されるようにネット上の無償翻訳サービスが当たり前のように使われるようになりました。

しかも「無償=翻訳品質が悪い」というのも過去の話、現在のgoogle翻訳は以前よりもずっとまともな翻訳を出力してくれます。

英語が全く出来ない人でもgoogle翻訳に日本語を放り込んで、機械翻訳された英文をメールに張り付ければ海外のホテル予約程度は難なく出来ることでしょう。

インターネットの普及によって、ネットユーザの間で言語学習のノウハウを共有することができ海外の情報をリアルタイムで触れられることから、外国語学習のハードルがかなり下がったと言えるでしょう。

この先人がもたらしたインターネットを使い倒さない手はありません。

本サイトではネットを使った勉強方法などもご紹介していますので、短期間で効率よく英語を習得するヒントになれば幸いです。