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機能アップは英語で何という?

soaring

普通、ソフトウェアが機能アップすることを「バージョンアップ」(version up)と言いますよね。

販売するときのソフトウェアバージョンの番号が上がる(Ver2.0からVer3.0のように)のでバージョンアップと言われていますが、実はこれ和製英語なんです。

日本語の「バージョンアップ」に相当する英語は”upgrade”(アップグレード)です。

私、以前は知らずに機能追加や次機種のことを”version up”と書いてました。

相手の外国人にも指摘されなかったので間違ってると思わなかったんですが、恐らく文脈からupgradeのことだと推測できたんで向こうも特に指摘しなかったんでしょうね。

今思い出しても顔から火が出ます。

機能アップは”enhance”(エンハンス)

upgradeには不具合を修正することや使いづらいところを改善する、というネガティブな意味合いも含んでいます。

不具合修正や改善によるupgradeではなく、機能アップや機能追加など、旧製品にくらべ機能がアップすることは”enhance”(エンハンス)といいます。発音は「エンヘンス」と言ったほうが近いです。

“enhance”の元々の意味は「(質や能力を)高める、(さらに)増す」という意味です。

upgradeとの使い分けは、不具合修正や改善を含む性能アップはupgrade、元の機能をさらに良くする機能アップはenhanceで使い分けます。

不具合修正や悪い部分の改善などネガティブな対応も含めて機能アップする場合はupgrade、改善・改良などのネガティブでない元々ある機能を更に高めるような機能アップはenhance、と覚えるといいでしょう。

例えば、トヨタのハイブリッド車のベストセラー「プリウス」の新型がリリースされたとします。当然、旧型より機能アップしていますのでenhancedなわけです。

例:
“New PRIUS has widely been enhanced battery charging performance.”
(新型プリウスはバッテリー充電性能が大幅にアップされた)

enhanceだと「バッテリー性能は旧型でも十分実用的だが新型ではもっと良くなった」というニュアンスがあります。

これがupgradedになると「旧型のバッテリー性能は何かしら問題があって新型で改良された」というニュアンスが含まれます。

enhanceは一般的な言葉ですが、日本人には馴染みが少ないのと、ビジネスでも比較的よく使う単語なので今回取り上げてみました。

ヌーブラの正式名称は”breast enhancer”

ヌーブラってありますよね?

女性が直接胸に貼るシリコン素材でできた胸パッド。そのヌーブラの英語名が”breast enhancer”(ブレスト・エンハンサー)。

最初聞いたときは妙に納得してしまいました。だって胸(breast)が増す(enhance)んですよ。

単に増えるのであればincreaseとかgo upなのに、もともとあったモノがさらに「増す」、だからenhanceがぴったりなわけです。

他にも、乳首の形を見せるのがセクシーだとかなんとかで「付け乳首」というのが以前流行ってましたね。(今も流行ってるんですかね?)

これももちろん”nipple enhancer”です。もうなんでもエンハンスしてください。(笑)

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