知らなければ一生わからない、同じスペルで意味が全く違う英単語とは

book_keeping

以前、アメリカのニュースサイトを見ていたときに東芝の不正会計についての記事を見かけのですが、ちょっと面白い表現だったので紹介します。

Toshiba’s chief executive resigned Tuesday to take responsibility for doctored books that inflated profits at the Japanese technology manufacturer by 152 billion yen ($1.2 billion) over several years.

引用:http://www.usatoday.com/story/money/business/2015/07/21/toshiba-ceo-resign/30452025/

「東芝の代表取締役が1,520億円もの不正会計の責任を取って辞任した」という内容です。

最初、読んだときわからなかったのが”doctored books”という表現です。

この事件は日本でも散々報道されていたので、文意から”doctored books”は「不正会計」のことかな?と推測はできました。

しかし、”book”は「本」という意味以外に「帳簿」や「会計」という意味もあることは辛うじて記憶していたものの、”doctored”がわからない。

“doctor”が「医者」「博士」だということはもちろん知ってますが、「医者」「博士」という名詞があまりにも有名過ぎて、他に意味を持っているなんて思いもしませんでした。

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doctorという動詞がある

調べてみると”doctor”には動詞で「(報告書・証拠などに)手を加える」という意味があります。

つまり”doctored books”で「手を加えられた帳簿=不正会計」という意味だったんです。

日本発の英語記事ではirregular accountingとかillegal accountingという表現がほとんどで、これなら私のようなノンネイティブでも理解できるのですが、”doctored books”はすぐに理解できなかったです。

こういうdoctorの使い方は見たことがなかったのでネットで調べてみたら、日本語で解説しているサイトほとんどありません。

今は2~3サイトで解説していますが、そのサイトも東芝の記事が発端のようでしたので、それまでdoctored booksについて解説しているサイトが無かったのだろうと推測します。

つまり日本人には馴染みが薄いがネイティブにはごく普通の表現、ということなのでしょう。

こういう何の変哲もない小学生でも知っている単語にこのような意味があるとは、奥が深いです。

関連記事:
>>一つ一つの単語の意味は全部知ってるけど、なぜ文章になると意味がわからなくなるのか?

ググってもわからないときは、Answersに聞いてみよう

身近に質問できるネイティブや英語が出来る人がいない、ググってみてもイマイチわからない、というときはYahoo!USAのAnswersに聞いてみましょう。

AnswersとはYahoo!Japanでいうところの”知恵袋”に相当する、あらゆるジャンルのQ&Aサイトです。

Yahoo! USA(www.yahoo.com)のトップページの右側にある”…More” → ”…More on Yahoo”と進むとYahooのサービス一覧が出ますので、Aの欄をみるとAnswersがあります。

残念ながらYahoo!Japanのアカウントは使えません。Yahoo!USAで新たにアカウントを取らなければなりませんが、Yahoo!Japan同様、無料で作れますので、この機会に作っておくといいでしょう。

多少下手な英語でも全然構いませんので、どんどん質問してみてください。

Answersは日本の知恵袋と違って、質問者を小馬鹿にしたような回答はあまりつきません。

外国人が英語を学んでいて、下手な英語で海外のサイトに必死に質問を書き込んでいるのを見ると、質問文の文法の誤りなどは指摘されず、質問内容に親切に答えてくれるのがほとんどです。むしろ多少下手な英文のほうが、外国人の質問だと思われて親切に答えてもらえます。

そして、Answersの回答で疑問が晴れたときは、今度はあなたが自身のサイトでそのQ&Aを公開したり、個人サイトをもっていなければYahooの知恵ノートに書き込んで、あなたの疑問を共有してあげるといいでしょう。