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単語は完璧に覚える必要無し!適当にたくさん覚えよう。

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「単語や文法が覚えた端から忘れてしまう!」「覚えることが多すぎる!」というのは語学学習者共通の悩みだと思います。

前に一度暗記したのに思い出せない、というのは本当に悔しいですよね。と同時に「覚えては忘れ、覚えては忘れ、本当にこのまま続けて大丈夫なのだろうか….」と、果てしない学習に不安を覚えたり、いつまでやっても終わりが見えない勉強への徒労感に苛まされてしまったことは一度や二度ではないでしょう。

でもいいんです、忘れちゃっても。

たとえ今は忘れてしまったとしても、今まで学習してきたことがきれいさっぱり消えてしまった訳ではありません。

これは、覚えたことをうまく引き出せないだけで、一度学習したことは意図的に思い出すことが出来なくても脳の片隅に残っています。

頭の引き出しには今まで一生懸命に入れてきた文法や単語はきちんと入っています。ただ、いざ文章を読むときや書くときにこの引き出しをうまく操作出来なくて、目的の情報にたどり着かないだけなのです。

外国語を操るということは、いかに的確にこの引き出しを操作して目的の情報にたどり着くか、と言うことに他なりません。

この引き出しは英語に慣れれば慣れるほど、早く的確に操作できるにようになります。

日本語は、私たちが生まれてから何十年も使ってきた言語なので、この記憶の引き出しを意識せずとも的確に操作できるのです。

一度で完璧に覚えられる人はいない

一度読むだけで全て覚えられる人はいません。

誰しも、単語10個覚えると翌日には半分以上忘れているものです。

では昨日必死に暗記した10個は無駄だったのでしょうか?

そんなことはありません。

今日チェックして7個忘れていたとしても、その7個は記憶の引き出しのどこかに必ず残っています。引き出すための情報と関連付けられていないだけなのです。

例えば、単語だけ記憶していた場合はその単語を思い出せないとそこで終わりですが、文章で記憶していると、その単語が出てきたときに単語の意味が思い出せなくても、単語を含む文章の一部を思い出せれば、そこから記憶の糸をだどっていくことができます。

これは単語だけ記憶するよりも、例文で覚えるほうがより記憶に焼き付けられるからです。

そして一度そのように思い出すこと(=アウトプット)が出来れば、次に同じ単語に当たったときは今回よりも早く記憶の引き出しにたどり着くことが出来ます。

語学学習とはこの記憶の引き出しをいかに早く操作出来るようになるか、という訓練に他なりません。

単語は印象が強ければ強いほど簡単に覚えられる

外国語はなんだかんだ言っても覚えている単語の数が多ければ多いほうが有利です。

覚えている単語が多ければ、たとえおかしな文法で話して相手に理解されないシーンでも、別の単語を使って表現することができるので、コミュニケーションが途切れ辛いです。

フラッシュカードを作って暗記することはみなさん一度は経験があるかと思いますが、あれって結構苦痛ですよね。私も「ただひたすら単語を暗記する」という行為は苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。

なんとかフラッシュカード以外の方法で単語を覚えられないものかいろいろ試行錯誤したところ、文章で覚えるのが一番効率がいいことがわかってきました。

初めに私がやったのは「英字新聞の記事を毎日5記事読む」でした。朝、駅の売店で英字新聞を買い、通勤電車の中でわからない単語に丸で囲んでいきます。

もちろん最初はわからない単語が一記事の半分以上あるので、記事の内容すらわからないかもしれませんが、とりあえずわからない単語に丸を付けていきます。(朝、自宅でTVニュースを見てから読むと、1面の記事の概要は日本語で頭に入っているので英文記事の流れを追いやすくなります)

そして昼休みなどの時間に丸で囲んだ単語の意味を調べます。

この方法の良いところは、実際に起きている事件やニュースを使ったトレーニングなので非常に印象に残りやすいところです。

fugitive(逃亡者)、suit(訴訟)、prosecute(起訴)、verdict(評決)などは英字新聞で初めて覚えた単語ですが、実際に起きた事件の印象を使って覚えたので単語カードで暗記するよりも記憶への定着が非常に早かったです。

そして、毎日5記事続けていくうちに記事内のわからない単語が日々少なくなっていくことが確実に実感できます。

また、せっかく覚えた単語を忘れても大丈夫です。

新聞は事件・事故を扱うのが商売なので、事件用語や訴訟、裁判に関する単語は頻出します。毎日のように出てくるとイヤでも覚えてしまいます。

英字新聞が難しかったら、市販の単語帳でもOK!

とは言っても、英字新聞は初心者にはややハードルが高いかもしれません。

そのような人は、キクタンなどの市販単語帳を使ってみることをオススメします。

最近の単語帳は単語だけを暗記するのではなく、必ず例文とセットになっています。初心者向けの単語帳の例文は平易な例文で構成されているので、英字新聞ではちょっと難しく感じる人は市販単語帳から始めたほうが学習効率がいいと思います。

ある程度文法も一通りやって、次のステップに向かう中級者であれば英字新聞を使った語彙の強化は有効です。

ただ英字新聞を使った学習方法の欠点は時事英語がほとんどなことで、日常会話的なフレーズにあまり触れることがありません。

なのでもう少し幅広く語彙を強化したい中級者にはDUO3.0をオススメします。

DUO3.0は例文560個の中に重要単語が約1500個、熟語が約1000個ちりばめられており、単なる丸暗記とならないようにストーリー立てて例文が収録されています。

例文自体はそんなに難しくないのですが、なかなか今まで覚えられなかった単語(かつ重要な単語)が絶妙に例文に入っているため、この一冊を覚えるだけでかなりの語彙力を付けることが可能です。

電車の中でも高校生が使っているのを多く見ますし、また社会人で使っている方も良く見かけます。

DUO3.0に収録されている単語、熟語は英語学習者が本来知っておくべき単語がバランス良く収録されています。

「やみくもに単語を暗記するなんて考えるとやる気が失せる…」「単語を強化しなければならないのは分かっているけど、どんなやり方をすれば良いものか…」と思っている方にはオススメです。

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