初心者のリスニング練習のポイント

resize0031

英語をやり直し始めたといっても、仕事では外国人と会わなければならないという人もいると思います。

「英語が身につくまで少し待ってくれないかなぁ」と願わずにはいられないのですが(笑)、そうも行かないですよね。

かと言って手当たり次第にリスニング教材に手を出したり英会話教室に行っても、なかなか英語が聞こえるようにはなりません。

今回は初心者が効率良くリスニング力を鍛える方法について解説していきます。

スポンサーリンク

英語学習を始めたばかりなら、まだリスニング用教材は買わなくていい

中学英語をやり直している、ということは英文法がまだあやふやな状態だと思います。

まだ文の要素や構文を学習していないので、ちょっと長い英文だとほとんど理解出来ないのではないでしょうか?

関連記事:
>>社会人のやり直し英文法は、昔の記憶を思い出して再確認する作業

中学英語のテキスト(やり直し)が1周終わるまでは、単語帳に附属しているCDを使ってリスニング練習するのが効果的です。

なぜなら、初心者向けの単語帳、例えば「キクタン【Entry】2000」や「キクタン【中学英単語】高校入試レベル」だと例文が非常に易しいので、初心者でも十分聞き取れる例文で構成されているからです。

急いでリスニング用教材を購入しなくても、単語帳附属のCDを使うことで単語を覚えながらリスニング力を鍛えられます。

リスニング用教材の購入は単語帳附属のCDを一通り終えた後でも遅くありません。

今までのカタカナイメージを捨てる

単語帳附属のCDを使ったリスニング練習に取り組む前に、頭の中から外来語の発音を一度リセットしてください。

なぜかと言うと、今まで英語を勉強していなかった人には発音がカタカナ英語として記憶されており、この発音イメージが後々、リスニング力/スピーキング力の上達を妨げるからです。

例えば簡単なところでは、ウォーター(水)、ラジオ、コーヒー、ビールなどは、そのまま発音しても通じません。

実際には

  • ウォーター → ワラァ(米語)
  • ラジオ → レディオ
  • コーヒー → カフィ
  • ビール → ビァ

と発音しないと通じません。

これらはほんの一例ですが、今までカタカナで頭にこびりついた発音は意識して直さないとなかなか矯正できません。

これは、自分の発音が悪いだけという問題ではありません。

外来語(カタカナ語)の発音イメージが強すぎて耳から入ってくる発音とリンクしないために聞き取れないのです

“He asked for a glass of water.”
(彼は水を一杯くれと言った)

と聞いても、頭にある「水」の発音イメージが”ウォーター”だと耳に入ってきた”ワラァ”と繋がらなくて、こんなに簡単な文が聞き取れないのです。(実際私がそうでした)

「一杯の何かなんだろうけど、ワラって何?」と当時は真剣に思いました。後でスクリプトを見てこんな簡単な単語も聞き取れなかったのかと落ち込みました。

”ワラァ”は水のことだということが判ったのはいいのですが、今度はその文章を自分で話すと「ヒー アスクド フォー ア グラス オブ ウォーター」と言っちゃうんです。これでは、リスニングが出来るようになっても発音がカタカナ英語のままになってしまいます。

そのためリスニング学習に入る前に、自分の知っている外来語の発音は一度きれいさっぱり忘れてください。

とは言っても実際に忘れるのは難しいので「外来語の発音と実際の発音は違う」ということを頭の片隅に入れておいてください。

リスニングを伸ばすにはシャドーイング

キクタンなどの単語帳に添付しているCDには、ネイティブスピーカーが単語や例文を読み上げた音声が収録されていますが、このCDを聞くときに同時にシャドーイングするとリスニング力が格段に上がります

シャドーイングとは、読み上げられた文章を聞いてそのまま同じように自身の口で話すことです。

例えば、”He asked a glass of water.”と聞こえたら、自分の口でも”He asked a glass of water.”と発音します。出来るだけCDのようなネイティブスピーカーの発音を真似るようにします。

多少知らない単語が出てきても、聞こえた通りに真似て発音してください。

このシャドーイングの利点は、

  • 五感をフルに使う(耳、目、口)ことで、より記憶に定着し易い。
  • 口を動かすので、英文が口から出やすくなる。

という利点があります。

英単語帖のリスニング練習のときにシャドーイングすれば、ボキャブラリの増強とリスニング練習とスピーキング練習が同時に出来るので、一石二鳥ならぬ一石三鳥です。

私の経験からもここは強調したいのですが、シャドーイングを併用するのとしないのでは単語を覚えるスピードが全然違いますし、一人で出来るスピーキング練習としてはシャドーイングは最強です。

そのため、通勤電車などで単語帳CDをやる場合でもぜひシャドーイングを実践して欲しいと思います。

電車内で発声するのは恥ずかしいですが、小声でボソボソっとシャドーイングするだけでもいいのです。効果が全然違いますよ。