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ビジネス英語で恥ずかしい思いをしたときに聞くと少し気が楽になる話

shakehand

英語で仕事しなければならない状況で何が一番イヤかと言えば、必死に話した言葉が通じないことではないでしょうか。

相手が怪訝そうな顔して”Pardon?”とか”Excuse me?”とか言われると、もう心拍数が一気に上がってしどろもどろになっちゃいますよね。通じないときってどうしても恥ずかしさが先に来ちゃいます。

こういうこと言うと英語の出来る人は「日本人のそういうところがダメなんだ」とか「恥ずかしさなんか捨ててどんどん話すべき」とか言うんですが、それが出来ないから困ってるんでしょうが!と言いたくなります。逆ギレですが(笑)。

今回はそんな思いをしている人が、少し気持ちが軽くなるお話しです。

あなたの立ち位置で英語の重要性が変わる

あなたが英語で仕事するときの立ち位置はどんな感じですか?

  1. こちらから見て先方が客
  2. 先方から見てこちらが客

大きく分けてこの2つのいずれかになると思います。

1の場合、こちらから見て先方が客なので、こちらの英語が下手だと「え?何言ってるかわかんない」「ごめん、英語練習して出直してきて」と言われる可能性は十分あります。というか言われるでしょうね、間違いなく。いわゆる「日本で商売するんだったら日本語ぐらい勉強してこい」の英語版です。

ただしこの場合でも、あなたの会社の製品やサービスが競合他社を圧倒しているのであれば、英語が下手でも話を聞いてもらえる可能性はありますが、競合他社と似たり寄ったりだと何かしら差別化が必要なので、それをプレゼンする英語力が必要です。相手がこちらの英語を理解出来なかったら、他社に流れるだけですからね。

2は先方(海外)の製品を使いたいとか、先方の工場であなたの会社の自社製品の製造を委託するとか、お金があなたの会社から先方に流れる場合、つまりこちらが客のケースです。

この場合、こちらの英語があまり上手くなくても先方はこちらの意図を汲むべく忍耐強く聞いてくれるケースがほとんどで、英語が下手で呆れられるとかバカにされることはまずありません。だって客ですからね。

逆の立場で考えてみるとよくわかります。

あなたの会社の製品を使いたいとか自国で販売したいといった話をするために訪日した外国人が、下手な日本語で必死に話しをしているのを聞いて「ったく、下手くそな日本語だな。もっと日本語を練習してから出直しておいで」とは言わないですよね。ビジネスチャンスをわざわざ持ってきてくれたのですから、どちらかと言えば「こっちで通訳付けてもいいので、もっと詳しい話聞かせて欲しい」でしょう。

このように、ビジネスの立ち位置(客かそうじゃないか)によって英語の重みが変わってきます。

もし1の立場であれば、先方に自社製品のプレゼンをしたり、競合他社を含めた駆け引きが必要ですから、高い英語レベルが必要でしょう。発音はともかく、言いたいことは全て英語で話せるぐらいじゃないと商談のテーブルに着くのも難しいです。

しかし2の立場であれば、あなたは先方にとっての大事な客ですから、なんとかあなたの言わんとしていることを聞き出そうとしてくれるでしょう。下手な英語でも恥ずかしがる必要は全くありません

そもそも1の立場でビジネスを進めるのに、英語が出来ない人間を投入するはずが無いので、英語出来ないのに海外企業と仕事させられる人の多くは2の立場がほとんどでしょう。

そう思うと少しは気が楽になりませんか?

ここは客である立場に少し甘えながら、その隙に中学英語からやり直しましょう。

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