フォーマルな文章で略語を使うことはあまりありませんが、メールやテキストを使ってやりとりをするときは頻繁に使います。
略語は、SNS上でなくてもビジネスメールでも使えるものもあります。
友達間で使うカジュアルすぎる略語との使い分けを意識して、メールや書類作成で使えるようになると英語もこなれた感じが出てきます。
ビジネスでよく使う略語
TBA(to be announced):今後発表予定です
ミーティングやパーティーなどの開催が決まっているけれど、詳細はまだ決まっていない時などに使います。
また、担当者が決まっていない時などもTBAを使います。
(時間と場所については後ほど知らせます)
TBD(to be determined):今後決定する予定です
ビジネス文書でよく使われます。検討中や考え中の事案に対して使います。
企画書やドラフト版の仕様書の中でよく見かけますね。”Maximum Weight: TBD”(最大重量:未定)みたいな感じで使われます。
TBC(to be confirmed)確認中
会議や仕様打合せで質疑応答をまとめたリスト(QAリスト)の中で、質問に対する回答のステータスが”TBC”(確認中)と記載される場合があります。
でもほとんどはTBDで代用されていますね。たまに見かけるとエステサロンを思い浮かべてしまいます(笑
FYI(for your information):参考まで
メールに参考資料として添付したり、参考程度に情報を知らせておく時などに使います。参考までにという意味なので、重要なことを伝える時には使いません。
ビジネスシーンでよく使われる略語で、直接関わる重要な案件ではないけれど職場内で共通理解しておいたほうがいい情報など、FYIと添えて「とりあえずお伝えしておきます」「目を通しておいてください」という程度の重要度として使います。
(ほんの参考までに、来週のミーティングはキャンセルになりました)
“Just an FYI”とFの前なのにanになっているのは、Fをアルファベットで発音すると[ef]と母音で始まるので、その前の定冠詞はanになります。
ETA(estimated time of arrival):到着予定時間
ビジネスシーンでもプライベートでも使われる略語です。
(到着予定時間を教えていただけますか?)
RSVP(repondez s’il vous plait):返信してください
フランス語が語源の略語です。英語では”please respond”という意味になります。
会議、結婚式、イベントなどの招待状で、参加か不参加かを知りたいとき、RSVPを添えて返信してもらうように伝えます。
(今週の金曜日までにEメールで返信をお願いします)
いかがでしたか?
ビジネスシーンにおける略語はたくさんありますが、代表的なものを覚えると突然略語が出てきても戸惑うことが少なくなります。
また、略語は業界特有のものがありますので、もしわからなかったら素直に相手に聞いてみましょう。
・What does nnnn stand for? (nnnnって何の略ですか?)
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。
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