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Part4対策:会話問題から説明文問題になっただけで基本的にPart3と変わらない

marksheet

Part4はPart3とほぼ同じ形式です。

Part3は2~3人の短い会話を聞いて解答しますが、Part4は会話ではなく説明文が流れます。その説明文に関する問題がそれぞれ3問あります。それが全部で10題で計30問です。(Question 71~Question 100)

<問題の流れ>

  1. Directions(Part4の説明) ※Part4の冒頭に一回だけ(30秒ぐらい)
  2. Question 71~73の会話読み上げ
  3. Question 71の問題読み上げ
  4. ***** ポーズ(8秒)
  5. Question 72の問題読み上げ
  6. ***** ポーズ(8秒)
  7. Question 73の問題読み上げ
  8. ***** ポーズ(8秒)
  9. Question 74~76の会話読み上げ
  10. ・・・・・以降、3~8の繰り返し

問題が「会話」から「説明文」に変わっただけで、問題形式はPart3と同じです。

そのため、Part3と同じように空き時間を使っての問題先読みが有効です。

Part4の説明文の特徴

Part4の説明文は様々なシチュエーションでの説明です。例えばこんな感じ。

  • 営業担当者の売り込み
  • 空港でのアナウンス
  • アナウンサーによるニュース
  • ツアーガイドのアナウンス
  • 公衆の面前でのプレゼンテーション
  • 留守電に入っているメッセージ
  • ・・・・

など、これ以外にもいろいろありますが、英語圏の生活でごく普通に出会うシチュエーションが出題されるので、特定分野の知識が無いと理解できないような問題は出ません。

問題の傾向を知る

一つの説明文につき3題問題がありますが、傾向として3問のうち1問は「全体的な内容を問う」問題が出ます。

例えば、「誰に向けた説明か?」「このアナウンスの目的は?」「どこで行われている放送か?」というような感じで、説明文の全体を問う問題です。他の具体的な内容を問う問題よりもこの「全体的な内容を問う」問題は比較的簡単なので、可能な限り正答したいところです。

<よく出る全体的な内容を問う問題>

・What is the main purpose of the event?
 (イベントの主な目的は何ですか?)
・What is the purpose of the announcement?
 (そのアナウンスの主な目的は何ですか?)
・Who most likely are the speakers?
 (話している人達は何をしていると思われますか?)
・Where do the speakers most likely work?
 (話し手はどこで働いていると思われますか?)

この聞き方はパターンがありますので、一度、TOEIC公式問題集で確認しておくとよいでしょう。

この”most likely”や”most likely to do”を使った質問はPart3、Part4、Part7では頻出します。

特に初心者には”most likely”や”most likely to do”の意味がわかりづらいと思います。

most likelyは「大概」「十中八九」「きっと」という意味で、”Who most likely are the speakers?”は直訳すると「話している人達は大概何をしていますか?」と変な日本語になってしまいますが、意訳で「話している人達は何をしていると思われますか?」と覚えてしまいましょう。

結局のところ….

勘の良い方はお気づきかと思いますが、実はPart3, Part4はリスニング力だけでなくリーディング力も要求されるパートです。

というのも、隙間時間を使って問題を先読みするにはある程度リーディング力が無いと時間に追われてしまい、思うように回答出来なくなってしまいます。

早く読むためにはリーディング力も底上げする必要がありますし、幅広い分野でのリスニング力も底上げしないと根本的な対策が出来ないのがこのPart3, Part4です。

次回からリーディングパートの攻略ポイントについて解説します。

関連記事:
>>Part3: 問題と解答選択肢は先読みしよう
>>Part5:解答選択肢から解答のパターンを読む(1)

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