子供を英語好きにさせる、超簡単な方法とは?

私は基本的には幼児、子供への英語教育には否定的な立場を取っています。

子供への英語教育は不要だと思った理由(1)
今回は英語初心者へのお話というよりは、子供を持つ親御さんに向けた記事です。 我が子には自分のように英語で苦労して欲しくない...

その理由は、本来母国語の基礎をしっかりとやらなければならない時期に、その時間を割いてまで外国語の学習をさせるのは、日本語・英語のどちらも中途半端になってしまうからです。二兎追うものは一兎をも得ず、です。

そのため、パートナーのどちらかがネイティブであるとか、インターナショナルスクールに通わせる予定があるとか、近々海外に移住する予定があるとかでない限りは、英語を早期に学習させる意義は薄いと考えています。

しかし、英語学習の必要性を全否定しているわけではありません。

親にやらされて英会話スクールに行くこと自体が目的になってしまうよりは、自然と英語に興味を持って「もっと知りたい」「もっと話せるようになりたい」と自ら思うように仕向けたほうが、その後の上達スピードが圧倒的に違います。

今回は、子供を英語好きにさせる簡単な方法について紹介します。

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親が英語を勉強する姿を見せる

子供を英会話スクールや英語塾に入れるよりは、親自身が英語の勉強をしているところを見せるのが一番いいです。

実は私が中学英語をやり直し始めたときは、平日夜や休日の午前中はリビングで英文法のおさらいやTOEICのパート別の攻略テキストをやっていました。

すると、親が勉強している姿を見て、何も言ってないのに一緒にドリルとか宿題とかやりだすんですね。

「子供はよく親の真似をする」と言いますが、こんな真似なら大歓迎です。

親が率先して机に向かっているときに遊んでいるのは、子供心にバツが悪いことに感じるみたいです。

TOEIC Part7の長文問題で手紙などの長文を読んでいると、

・意味のわからない文字を読んでいる
   ↓
・お父さん(お母さん)、スゲェ!
   ↓
・私も読めるようになりたい!

になってくるんですね。

「んなうまいこと行くか!」って思う人もいるかと思いますが、子供は案外親の背中を見ています。

「私も英語読めるようになりたい」と言ったらしめたもの。

小学生用の簡単なテキストを与えて「知りたい」「やりたい」欲求を解放してあげるのです。

ここでポイントなのは、難しいテキストを使わないこと。スラスラと勧められる簡単なテキストで十分です。

この時点では別に話せなくても全く問題ありません。発音だのなんだのは後で十分。

とりあえずアルファベットの大文字小文字を書き分けられるようになれればOKです。だって昔はアルファベットだって中学から始めていたんですからね。

親が英語を使っているところを見せる

最近は訪日外国人が増えたのと、AirBnBなどの民泊サイトの人気も相まって、ホテルが無いような駅にも外国人旅行者を見かけることが多くなりました。

大きいスーツケースかバックパックを背負ってgoogleマップを開いている外国人は、大抵、目的地を見つけられずにいる人達です。

先日も駅前にスーツケースを持ってgoogleマップを開いている外国人カップルがいたので「何かお困りですか?」と声を掛けたら日本語を解さないようだったので、

「Can I help you?」

と声をかけたところ、

「英語できるんですか!?」
「この住所に行きたいのだけど、場所がわからなくて」
「オーナーに電話したけど繋がらない」

と堰を切ったように話始めたんです。

自宅への帰り道の途中にあるマンションだったので、

「帰り道だから一緒に行ってあげるよ」

と行ったらすごく喜んでくれたんですね。

それを見ていた子供たちは「お父さん、スゲー」ですよ。

子供たちには外国語で外国人と会話して、しかも相手に感謝されている親を見るのは嬉しいんでしょうね。(何度もThank youと言われているので感謝されていることは子供でもわかる)

実際に私が話した英語はたどたどしくて文法も超怪しかったと思いますが、あのときの体験が子供たちの英語への興味を掻き立てて、今では英語の成績は学年でも上位クラスです。

子供への英語教育は不要だと思った理由(2)
今の子供たちが社会に出る頃には今以上にグローバル化が進み、就職活動は国内の大学生だけでなく海外からの応募者と戦わなければならなくなる...

この「親の背中を見せる」というのは、知人の受け売りなんですが、やっぱり自分の親が他人から評価されるのは、なぜか嬉しいというか誇らしいですよね。

まとめ

子供は親の鏡とはよく言ったもので、親が電車の中で年寄りに席を譲れば子供もマネするし、ホームでツバを吐けば子供もマネしてツバを吐くようになります。

「俺は昔、英語頑張って勉強したけど習得出来なかった、お前はそうならないよう頑張れ」

というのは子供心にどこかひっかかるものがあります。

外国語学習は挫折するときが何度か訪れますが、そのときに「お父さん(お母さん)が出来なかったんだから、私も出来なくて当然」と諦められてしまうと、それ以上進むことができません。

子供にやる気を出させるのは、親が自ら戦う姿を背中で見せてあげるのが一番です。